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【侮り(あなどり)】

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この小説は、【謎の小説家未来狂冗談ミラクルジョウダン)】の作品です。
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☆ペンネーム未来狂冗談(Miracljoudan)の由来は、「悪い未来に成った事は冗談ではな無い」と思う気持ちからです。

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====(日本史異聞シリーズ)=====
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本能寺の変の謎
明智光秀は、かく戦えり
   

侮り(あなどり)


未来狂 冗談 作

No.001--00/00/00--(サンプル)

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【あらすじ】

 

信長は希代の天才である。

 故に、天下を己のものとする知略があった。

 だが、彼は「天才故に」、いつも、もどかしい時を、一生涯過ごした。

 彼の考えを理解する者が、あまりにもいなかったからだ。

 若きころより「おおうつけ者」と言われたのは、彼の常識破りな、

 考え方や行動が、常人に理解されなかったからである。

 晩年の彼の家臣団には、相応の秀才が数多くいた。

 だが、いずれも常識主義者であり、微妙なところで信長の才との「ずれ」があった。

 究極のところで、信長の真意を理解できた者は、いなかったのである。

 たった一人、世にもまれな「秀才」がいた。

 明智光秀である。

 彼だけが、信長の考えるところを、理解する能力を持っていた。

 ただし、信長のような天才的なひらめきではなく、あくまでも「論理的に」、である。

 この図式は、光秀が信長に心腹している間は、最高の組み合わせである。

 だが、信長は「侮り」の中で、光秀を失い、それに気付いたときは、本能寺にいた。

 発した言葉は「是非に及ばず。」である。


【この作品のセールスポイント 】

 冗談小書店日本史異聞シリーズ
第一弾・ 「たったひとりのクーデター」・・冗談小書店発刊中
第二弾・ 「仮面の裏側」・・・・・・・・・HP無償公開中
第三弾・ 「冗談 日本に提言する」・・・・冗談小書店発刊中
第四弾・ 「八月のスサノオ伝説」・・・・・冗談小書店発刊中
第五弾・ 「侮り(あなどり)」・・・・・・冗談小書店発刊中
第六弾・ 「茂夫の神隠し物語」・・・・・・冗談小書店発刊中
第七弾・ 「鬼嫁・尼将軍」・・・・・・・・冗談小書店発刊中
第八弾・ 「倭(わ)の国は遥かなり」・・・冗談小書店発刊中
第九弾・ 「電脳妖姫伝記・和やかな陵辱」・某出版社応募中
第十弾・ 「夜鳴く蝉・葉月」・・・・・・・HP無償公開中
第十一弾・「蒼い危険な賭け・京香」・・・・HP無償公開中
第十二弾・「夢と現の狭間に有りて」・・・・冗談小書店発刊中

の中から未来狂 冗談(ミラクル ジョウダン)が、

「日本史異聞」として歴史大河推理小説に構成しなおして挑みます。
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この日本史異聞シリーズの中で、主人公の小説家「茂夫」は、

日本の歴史の転換期に大きくかかわる、

国民に人気が高い三人の人物たちに、

見事に共通する、二つの定義じみた事がある事に気付いた。

ひとつは、三人の何れもが、新生日本のきっかけは作り上げたが、

その政権基盤の完成を目にしていない事である。

そして今ひとつは、

何れもが少数の供回りの防戦の中、自刃により落命している事である。

源義経・・・衣川館の包囲自刃である。(供回り数十名)

織田信長・・本能寺の包囲自刃である。(供回り数十〜三百名)

西郷隆盛・・城山の包囲自刃である(供回り四百名)

この結果の意味するものは、何で有ろうか?

この作品「日本史異聞」は、六部作シリーズの作品で、

(第一章・八月のスサノウ伝説)、(第二章・倭の国は遥かなり)、

(第三章・鬼姫、尼将軍)、(第四章・茂夫の神隠し物語)、

(第五章・侮り)、(第六章・たった一人のクーデター)、

以上の順番で読むと、一つの大きな日本の歴史の流れに成っています。

(勿論、別々の作品として、違う内容の書き方で、

独立もしていますので、念のため・・・。)

        では、お楽しみください。

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【これからの展開 】

 第一話 (権力者の侮り)

 第二話 (信長の登場)

 第三話 (おおうつけ者)

 第四話 (光秀参上)

 第五話 (斉藤道三と濃姫)

 第六話 (信長の誤算)

 第七話 (実質と形式)

 第八話 (信長の野望)

 第九話 (決断の時)

 第十話 (隠れ光秀)

 第十一話(二人光秀)

 第十二話(黒衣の宰相、天海)

 第十三話(光秀、家康、陰陽道の縁)

 第十四話(もう一つの戦国)

 最終話 (明智光秀の亡霊)

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本能寺の変の謎
--------明智光秀は、かく戦えり

◆侮り(あなどり)◆

    第一話(権力者の侮り)


天正十年六月始め、明智光秀は一万三千騎の軍勢を率いて、

丹波亀山城を出立する。

一万三千騎の大軍は、三草(みくさ)越え街道を粛々と進んでいた。

初夏の草息れの中、向かうは西方、

中国地方の大大名、毛利家攻め・・・・のはずだった。

夕刻、その軍勢が突如行き先を変えた。


奇妙な事に、この時畿内には光秀軍以外に、

此れと言う大軍勢は、居なかった。

光秀が、東に向きを変え、老の山(おいやま)から山崎より摂津の地を経て、

京の都に着いた時は、既に明け方近くであった。

都はまだ覚めやらず、静まり返っていた。


歴史は、常に権力者の都合で「作り物」の様に書き換えられてきた。

いつの世にも、真実と違う歴史書は存在する。

この光秀の行動にも、多くの謎があった。


歴史は、権力者の都合で、書き換えられてしまうので有る。

先の世界大戦では、

科学的には吹くはずのない「神風」を大衆に信じ込ませ様としてまで、

負け戦を民衆に隠して戦争を推し進めた。

「軍神」などと、神を利用してしまつた。

神は「大衆の心のより処」に成ってこそ神であり、

権力者の道具にさせてはならない。


また先の大戦だけでなく、

皇室は時の権力者に、絶えず利用され続けた。

それは、皇室にとっても、不幸な歴史で有る。

建前では有るが、

皇室は、天照大神からの、万世一系の平和の象徴であり、

日本民族の統合の象徴である。

国民の合意があれば、細かい事は良いではないか。

今、世継問題や、皇室の方々の人間性と、

公人としての在り様について様々な意見があるが、

別に神でなくても多くの人達に慕われているなら、

それで良いではないか。

願わくば、皇室の方々が幸せに暮らせるような環境に、

成っていただきたいものだ。

皇室典範など持ち出して、「世継ぎ問題」にまで心労をかけるなど、

日本人として有ってはならない。

私に言わせれば、「皇室の存在は」、此れを否定せず、

利用せず、無理をさせないで、大事にすれば良いものだ。

此れから書き進める、物語の裏には恐るべき計画があり、

それを密かに阻止した男達が居た物語である。


つい最近の事である。

或る日、見ず知らずの身障者と思われる二十歳くらいの男性が、

突然私の家に助けを求めて飛び込んできた。

「すみませーん、ぼく、恐いんですよ。」

彼は、自分の意思を相手に伝えるのも苦労するらしく、

しかしその場に不釣合いな言葉使いで、私に必死に話しをした。

見ると、傍らに中学生と思しき少年が二人、

ずうずうしく追いかける様に入ってきた。

嫌がる人間を追いかけて、他人の処に入り込むなど尋常ではない。

「お前達、何をしている。」

奇妙な組み合わせに、「何か有る。」と感じた私は、

身構えながら中学生らしき二人をにらみつけた。

今時の中学生は体格がよく、

身長百七十センチを超える茂夫でも、相手が大きく見える。

「すみませーん、この人達、質濃いんですよ。」

すがるような目である。

「なにか問題でも有るのか。」

私は、少年二人に注意深く問いただした。

今時、未成年相手に対応を間違えると、後々厄介な事になる。

少年法の、「罪」の部分だ。

大人の私が、にらみつけても動じない所を見ると、

「場数」を踏んでいるらしく、後ずさりさえしない。

仕方がないので、

私が二歩ばかり前に進みながら「何とか言え。」と言うと、

「何でもねーよ、友達に成りたかっただけだよ。」と、初めて口を利いた。

この組み合わせで、「友達」などと言う善意はありえない。

大方「金でもせびろう」と言う魂胆か、

「宇佐晴らしに痛たぶろう」と言う魂胆と見て、

茂夫は内心「この悪餓鬼(わるがき)共」と思ったが、

それだけの憶測では、どうにも成らない。

逃げ込んできた方は「すみませーん、質濃いんですよ。」を

繰り返すばかりで、話が進まない。

「本人が嫌がっているのに、友達も何も無いだろう。」と、

私がたたみ掛けると、

「何でもねーよ。」言いながら、引き下がろうとはしない。

「いい加減にしないと、俺も怒るぞ。」と、

思わずこぶしを握って、二人を威嚇せざるを得なくなった。

その段階で、

二人のうちの一人がようやくもう一人の衣類を引いて合図し、

事が納まる兆しが見えてきた。

「此処が勝機」と、感じた私は、一気に事を進めた。

「きみは先に帰りなさい。」

先に、逃げ込んで来た方を逃がして、

頃合いを見て少年達を追い払った。

相手が二人だったから、私も「何とか成る」と踏んだが、

三人だったら手に負えたかどうか、冷や汗ものである。


秋も深まり、

ようやく初冬を迎えようかと言う頃の、苦い体験である。

はっきりした実害がないのに、警察沙汰にも出来ないが、

弱者を狙うと言う「卑劣極まりない」連中だった。


遅くなったが、私は大岡茂夫と言う「物書」きである。

「物書き」と言っても、五十歳を過ぎて一念発起、

本業の傍ら、ようやく何作か仕上げて、

有料のネットサイトで流しているだけで、

世間が認めている訳ではない。

それでも、「書きたい」と言う気持ちに押されて、

才もないのに、書き綴っている。

言わば団塊世代の負け組で、

小さな事業を始めたが、さして仕事にはならない。

本業と言うには、あまりにもお粗末で、

遊んでいると言う方が当たっている。

庭のもみじも色付を増し、

そこはかとない寂しさの中に、突然の来訪者達の顔が、

願いもしないのに浮かんでくる。

指導員から、「何かあったら、助けを求めろ」と教わって、

それを忠実に守った障害者の方が、

有る意味率直で、まっすぐに育っている。

あの中学生達は、あのまま育ってしまうのだろうか?


「弱者ねらい」は、誰が教えた。

社会か、両親か、教員か、政治家か、今の世では、全てに否定は出来ない。

「中学生が悪くなった。」と、言われているが、なるほど大人を恐がらない。

弱者狙いの本質は、侮り(あなどり)にある。

今の子供は、中学生くらいになると知恵も付き、大人を侮るようになる。

侮られても仕方ないほど、大人もだらしなくなった。

胸を張って、「大人を信用しろ、尊敬しろ」と言えない現実がある。

政治家も、役人も、大企業も、教員も、ぼろぼろと、「悪い事」がばれる。

彼らも、国民を侮っている。

彼らは、「ばれない様にやれば良い。」とでも、教えるつもりか。

同時に、今の教育の指導スタイルにも問題がある。

父兄が子供可愛さのあまり、

軽度の体罰でも「暴力だ」と騒ぎ立てるので、

教師は恐い存在では無くなった。

教師が手でも上げ様ものなら、

ありと、あらゆる方面から袋叩きに会う。

おかげで、教師は会話で説得するしか手段がない。

その話を、子供たちは最初から聞かない。

暴力を肯定するものではないが、

教師が恐くなければ、その延長で大人も恐くない。

子供たちは、大人をなめて育つ。

それでチョットした悪事が、だんだんにエスカレートして行く。

そんな父兄に限って、親の責任から逃れられない事件が起きると、

無責任に「教師が悪い。」となすり着ける。


此れは、警察官の立場も同じだ。

交番に逃げ込んでくる市民を、警察官が救えないのも、

やくざになめられて居るからだ。

拳銃を持ってはいても、何重にも使用が制限されている。

やくざは最初から非合法なので、すぐに拳銃を使える。

市民処か、自分も守れないのが、今の警察官の立場なのだ。

それで、逃げ込んだ交番から引きずり出されてまで、

暴行される一般人の被害者がでる。


領海を侵犯されても、武器使用が出来なかった海上保安庁も、

海上自衛隊も、なめられて、拉致事件が起きた。

拉致されたのが自分の家族でなければ、所詮他人事で、

政治家も長い事「触らぬ神」で来た。


許容範囲を定めないで、

「ヒステリックに全てだめ」では、弊害も多い。

理想論だけの話では物事解決しない。

理想論を掲げる共産主義の崩壊が、まさにそれだ。

得るものが有ると、

必ず失うものもある事を肝に銘じなければ成らないのだ。

あまりにも、建前主義で事を進めた結果と言える。

「何か変だ。」と誰も疑問に思わない。

単純に当事者の責任だけを責めるのが、今の日本国民だ。

他人事なので、「職務だから体を張って死ね」と言うのか?

此れも、弱い所だけ攻めている。

本来、現場で担当する当事者に、

「力を発揮させる工夫」をしてやるのが、

政治家や、官僚の仕事ではないのか。

此れは、会社の経営陣にも言える。

坂本竜馬ではないが、

誰か一度「日本を洗濯」してくれないと、先は真っ暗だ。

もはや日本には、スサノオは現れないのか、

人としての誇りを失って国は成立たない。

営々と受け継がれ、築いてきたこの国はどうなるのだ。


此れから語る信長と光秀の話は、現代の私達にも、

充分に教えられる事が多い物語で有る。



---------------------第二話(信長の登場)に続く


------------------------To be continued ....


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第二作◆ **** 連載中・第一話〜連載公開中

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第三作◆ **** 連載中・第一話〜連載公開新春開始

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